新規開拓~っ!


ってことで降り立ったのは白金高輪。


そこからテクテク歩いて15分くらい、


北里病院の近くにあります!


すごーく清潔感の溢れる外観。


恐る恐る扉を開けると、


そこにはひっそりと落ち着いた空間が広がっていました。


カウンターはL字になっていて9席くらい。


ご主人の気配り、振る舞いを直接楽しめる造りになっています。


初めて伺ったのに、どうぞと温かな笑顔でおっしゃってくださり、


席に着くと、フッと気持ちが緩んでリラックスしてしまいました。


口数は少ないけれど温かな笑顔の大将と、


大将をしっかり支えつつも、


欠かせない存在になっている奥様に迎え入れていただき、


素晴らしい夜の始まりです!








まずは飲み物をチョイス。


食事にあわせるお酒は日本酒や焼酎などももちろんありますが、


女将さんがソムリエとのこと、


壁際にビルトインされたワインセラーもあります。


ワインリストも充実していて、そして驚くほどリーゾナボー!


ワインが楽しめるお鮨屋さんって他にもあるけれど、


お手ごろ価格で揃えてくださっているのは嬉しい!


そしてワタシたちがチョイスしたのは、


もちろんシャンパーニュ、ボトルで!(笑)


「フォルジュブリモン・ブランドブラン(12000円)」


にしてみました~♪


他にもスパークリング系、白ワインなどが色々ありましたよ~








お料理は、酒肴&握りを大将のお任せでお願いしました!


全部覚えてるか、ちょっと自信ないけど・・・。(笑)


でも、どれもこれもとっても美味しくて、


久しぶりに美味しいお鮨屋さんに出会ったなぁ、という感じがしました!








まず最初に、お塩と山葵がのった小皿と、醤油皿が用意されます。


お好みで塩をつけてみたり、醤油をつけてみたり、


色々楽しめますね!







まずはいろいろおつまみから。


まずは「マコガレイ」


お塩でいただきました。


ねっとりとしていて、お魚本来の味わいを楽しめます。


淡白なのにしっかりと旨味もありますね!


お次は「タコの桜煮」


歯を入れるとクニッと弾力があるも、


モグモグすると、いともかんたんに抵抗をやめてしまうほどの柔らかさ!


う~ん、これまた美味しい。。。


山葵をちょっとつけていただいてもぐぅ!







まだまだおつまみは続きます!


「カツオ」は生姜醤油でさっぱりと!


素材そのもののよさも活かされていますが、


大将の包丁使いがとっても上手なんですね。


雑じゃないというか、びっくりするほど丁寧で、


一切れ一切れ、それを口に入れたときの感動が


今も蘇ります。。。







そして極めつけが「シャコ」「アワビ」


1つのお皿に一緒に盛られてきました。


この2品がすごかった!


アワビは美味しいのは当たり前なんですが、


今までにないくらい柔らかくて、


噛むと口の中にじゅわっと味わいが広がる感じ!


そしてシャコは・・・これまた初めての食感なんです。


特にシャコに愛はないワタクシ。(笑)


カプリと齧ってみると・・・


!?


目が一瞬見開くほどのびっくりさ。(笑)


なんだろ、シャコのようであって、全然シャコとは別物なんです。


なんかね、ワタシの好きなクッキーみたいなお菓子の食感なんです。


ホロホロと口の中で崩れて、甘い幸せが広がっていくような感じ。


いやはや、シャコ、いままで無碍に扱ってごめんなさい。(笑)


今度からは積極的にシャコも食べちゃうかも!


(っていうか、他のお店じゃこのシャコは食べられないか。笑)


このあとは「あん肝」なんかも出していただき、


シャンパーニュも進みます。(笑)


この「あん肝」もポン酢ではなく甘辛く味付けされていて、


山葵をつけながらいただくと、あらまぁ、なんて美味しいんでしょう!(笑)


どのお料理も丁寧に作られているのを感じられるお店です。








さて、おつまみの最後に登場したのは焼き物。


「カマスの塩焼き」 だっけかな?(笑)


これまたいままで食べた焼き物の中でトップ3に入る美味しさ!


皮は香ばしくてパリッと焼かれているのに、


なぜに?というくらい、その身はふっくらジューシー☆


どうしたらこんなに上手に焼けるんだろうか。。。


あの暖簾の向こうには炭火焼でもあるのかな~。








大将に


「これで一通りですが、もう少しつまみますか?」と聞かれ、


思わず「・・・はい」と言ってしまうワタクシ。(笑)


だって、とおっても美味しいんだもの、


まだもうちょっと楽しみたい☆


ってことで次に登場したのは


「ミル貝ヒモの串焼き」


やっぱり奥で炭火焼ができるに違いありません!


串焼きもウマ~☆


そしてお次に登場したのがびっくりの「カニ」


ってか、カニなんてホジホジ食べるのがこの上なく苦手で、


カニは好きだけど、誰かむいてぇ~、的なワタクシですが(笑)


もう、既にホジホジして食べられるところだけを取り出しまして、


それをかにみそと和えて


ギュギュッとカニの甲羅に詰め詰めしてあるんです!


な~の~で~、ワタシはそれをただ食べるだけ!


しかも、かなり美味しい!!!


やっぱりカニって美味しい食べ物ですよね~。


大将、ありがとうございます!!!








このあたりでおつまみにも大満足して握りへ移行で~す。


あとで思い出しながらのレポなので、順不同です。(笑)


でも!まず最初に登場したのは「アオリイカ」


軽く飾り包丁が入っていて、


ネットリと、そして柔らかい歯ごたえで


その味わいが口の中に広がります。


そしてお鮨といえば、ネタとシャリのバランスですが、


こちらのお鮨は絶妙なバランスを保っていると思います。


お米はちょっと固めに炊いていて赤酢が効いていて、


ほんのり温かく柔らかく握ってある感じ。


手で持ち上げたときはネタとシャリがしっかり一体化していて、


口の中に入れた瞬間にシャリの存在とネタの存在が


それぞれ主張しあいながらとろけていくような感じ。。。


このバランス、すごーく好みです!!!


そして決してシャリが大きすぎず、


口の中にパクリと納まるサイズなのもぐぅ。


うんうん、美味しいですね~☆


このあと登場する握りにも期待が高まります。


そして印象的だったのが、大将が手元の器に氷を入れておき、


指を冷やしながら握っているんです。


手が少し赤くなっていて・・・


それなのにすごいな、プロだなぁ、と感じた瞬間でした。







さて!この後、色々いただいたんですがね~。(笑)


鮪の赤身、中とろ、コハダ、トリ貝、アジ、車海老、煮穴子、ミル貝、雲丹、かな。


どれもこれも本当に美味しかった!


「トリ貝」はふっくら肉厚で


シャコシャコした歯ごたえ、フレッシュな味わい。


「雲丹」はこれでもか!とたっぷり味わえて、


海苔の風味とシャリとの相性もバツグン。


「煮穴子」 もこれまたとろけるほど柔らかく、


穴子やツメの感じにもかなり大満足!


「車海老」は茹で海老なんだけど、


ほんのり海老の甘さを感じながら楽しめる1貫!


でも、一番印象的だったのは「アジ」かなぁ。


かなり肉厚でぼってり、脂がのっていてそれだけでもかなり美味しいんですけど、


なんとなくハーブの香りがして、


決してくどくならない脂の甘みを実現しているんです。


いやはや、とろけるほどの甘みなのに、後味はさっぱり


このアジは何なんだー!!!(笑)







というわけで、最後は「玉子焼き」


お鮨屋さんでよく出てくるカステラのような玉子焼きなんですけど、


ギュギュッと凝縮した固さはあまりなく、


どちらかというとふんわりと軽く、


口の中でシュワッととろけてしまうような味わいが楽しめます。







最後には、もうちょっと食べたいね、と巻物をお願いしました。


かんぴょうと赤身を半分ずつ!


海苔のパリッとした味わいに、


上手に炊かれた濃厚ブラウンの干瓢巻き。


絶妙な味わいですね~。


最後の最後まで美味しかったでごちそうさまでした!







〆のデザートは女将手作りのアイスクリーム。


この日は「黒糖と抹茶のアイスクリーム」


ほろ苦く濃厚な抹茶に、時々顔を出す黒蜜の香ばしい甘さがぐぅ!


久しぶりにいいお鮨屋さんを見つけました。


また再訪したいと思います。


ありがとうございました!!!





鮨 いまむら
港区白金5-8-13 白金ハイツ1F
03-5789-3637
月休
18:00~22:00LO(土日は12:00~13:30LO、18:00~21:00LO)